ベンメリア遺跡はアンコール・ワットなどと同じく、アンコール遺跡群のひとつに数えられる遺跡です。
崩壊が激しい建物は現在も修復されないまま残っており、神秘的な雰囲気を感じられます。
ベンメリア遺跡の場所
ベンメリア遺跡まではアンコール・ワットのあるシェムリアップ中心からは車で片道1時間半ほどかかります。
アンコールワットの朝日鑑賞→ロリュオス遺跡群→ベンメリア
このコースで、午前中のうちにはシェムリアップ中心のホテルまで戻って来ることが出来ました。
アクセス
ベンメリア遺跡へ行くにはトゥクトゥクもしくは車を予約するか、ツアーに参加するのが一般的です。
トゥクトゥクの方が費用は安く抑えられますが、快適さを優先したい方は車がおすすめ。
私たちが訪れたのは雨季だったので、急な雨が1日1〜2回ほどありました。
ほとんどのトゥクトゥクにビニールの雨よけは付いていますが、急に降り始めて間に合わなかったのかずぶ濡れの観光客らしい方もちらほら。
また、前日はアンコール・ワット周辺をトゥクトゥクで観光したのですが、カンボジアの道路は砂っぽいところも多く、目に砂埃が入って来ることもありました。
近距離の観光であればトゥクトゥクでも全く問題ないと思いますが、ベンメリア遺跡などの長距離移動する場合は車がおすすめです◎
以下のツアー会社から他の遺跡とあわせて回れるようなツアーを予約することもできます。
現地で日本語ガイドを付けることもできますが、VELTRAや楽天トラベル観光体験ではガイド付きプランも出ていました。
ベンメリア遺跡の様子
ベンメリア遺跡に到着すると、南側で降ろしてくれました。そこに何人かスタッフの方が居てチケットを確認されます。
以前まではアンコールパスに含まれず5USDの入場料が必要だったようですが、2020年からアンコールパスでの入場が可能になったようです。
そのまま道なりに進んで行くと建物の一部が見えてきますが、すでにかなり崩壊している様子がわかります。
突き当たりを右へ進んで行くと、建物内部へと続く木で作られた通路が出てきます。
この辺りの通路はやや高い位置に作られているので、建物上部に残されたレリーフなどを間近で見ることができます。
連子窓もきれいな状態のまま残っているものもあれば、損傷の激しいもの、植物に囲まれたものなどさまざまです。
下の写真は、最初に入って来た入り口を反対側の遺跡内から見た様子です。
おそらく通路や階段があったようですが、崩壊が激しくほとんど形は残っていません。
中央祠堂からさらに北側へ向かう階段を登ると、光の差し込まない通路が現れます。
その先は少し開けており下を歩くことができるので、さらに間近に遺跡を見ることができます。
遺跡の上から木やコケが生えていて、自然の生命力を感じますね。
東門から南門にかけては、遺跡を外側から見ることができます。
東門付近の損傷は激しいですが、蛇神「ナーガ」は比較的きれいな状態で残っています。
遺跡内は少し複雑で「ここって行っていいのかな?」「道順はどっちだっけ?」となってしまいそうですが、中にスタッフの方が数名座っているので、聞きながら進むとスムーズです。
ベンメリア遺跡の詳細
住所 | F6GH+6GF, Phumi Boeng Mealea, カンボジア(地図) |
開門時間 | 7:00-17:30 |
入場料 | アンコールパスに含む(37USD) |
ベンメリア遺跡のまとめ
ベンメリアは神秘的な雰囲気から「ラピュタのような世界」という感想を抱く方が多い遺跡です。
公式から正式にモデルにしたというような発表がされているわけではないので、あくまでも噂といった感じですが、このような感想を抱くのも納得。
アンコール・ワットともまた違った雰囲気なので、時間に余裕のある方はぜひ訪れてみてください。
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