ラオスの首都ヴィエンチャンは「世界一何もない首都」と呼ばれることもあります。
果たして本当に何もないのか?もしも訪れたら何をすればよいのか?実際にタイから行ってみた感想をご紹介します!
ラオスの首都ヴィエンチャンはどんなところ?
ラオスはタイの隣にある国。ヴィエンチャンは、メコン川を挟んでタイのすぐ隣にあるラオスの首都です。
隣の国なので、タイと少し雰囲気も似ている印象。数字や挨拶などの言語も同じ部分もあり、タイ語が少しでも分かる方は面白いと思います。
ヴィエンチャンは、首都にしてはのんびりとした雰囲気です。
観光をメインとしたい方は、ラオスの北部にあって街全体が世界遺産に登録されている「ルアンパバーン」を選択する方も多いようです。
ヴィエンチャンの観光スポット
世界一何もない首都と言われているヴィエンチャンですが、もちろん観光スポットはあります!
タートルアン(That Luang)
ラオス仏教の最高の寺院で、国章にも描かれており、ラオスの象徴とも言われています。45mもある黄金の仏塔は遠くからでも目立ちます。
11月にはタートルアン祭りが開催され、1年で最も盛り上がる時期。せっかくヴィエンチャンに行くなら、お祭りの時期をめがけて行くのも面白いでしょう。
パトゥーサ(Patousay)
パトゥーサイは、パリの凱旋門を模して作られたと言われている大きな門です。
ラオス語でパトゥーとは「扉」「門」の意味、サイとは「勝利」の意味があり、元々は戦没者の慰霊碑として建て始められたと言われています。
以前は門の上まで登ることができたようなのですが、私たちが訪れた際は上へは行けないようになっていました。
門までの道はパリのシャンゼリゼ通りをイメージしたと言われており、まるでフランスを訪れたかのような雰囲気を感じられます。
寺院巡り
ヴィエンチャンには、最初にご紹介したタートルアン(That Luang)以外にもいくつか寺院があり、寺院巡りをする方も多くいます。
ヴィエンチャン最古の寺院と言われている「ワット・シーサケット(Wat Sisaket)」や「ワット・ホーパケオ」など、いくつかの寺院を巡ってみるのも楽しいと思います。
ショッピング
ヴィエンチャンでショッピングを楽しみたいなら「タラート・サオ」や、メコン川添いで開催される「ナイトマーケット」がおすすめ。
タラート・サオは朝〜夕方、ナイトマーケットは夕方〜夜の営業なので、時間を分けて訪れてみてください。
タラート・サオは室内なので、雨の日でもショップングを楽しむことができます。
ナイトマーケットはラオスらしいお土産屋さんや屋台がたくさん並んでいて、お祭りのような雰囲気を楽しめます。
【タラート・サオ】
住所:XJ87+3QR, Ave Lane Xang, Vientiane, ラオス(地図)
営業時間:7:00~17:00
ビアラオは東南アジアで1番おいしいビール?
今回私たちがラオスを訪れた一番の理由は「ビアラオ」。ラオスを代表するビールで「東南アジアで1番おいしいビール」と言われることもあるほど。
なんと、ラオス国内でのシェア率は99%!
食事に行った先では、どのテーブルを見てもビアラオが並んでいました。国内で最も愛されているビールです。
ビアラオには「ダーク」「ゴールド」「ホワイト」「IPA」などさまざまな種類があります。生ビールを飲めるお店が多いのも現地ならでは。
やっぱり、現地のものは現地で飲むのがおいしい!(気がする)
東南アジアではビールに氷を入れて飲む方も多く、よりさっぱりと飲みたい方は試してみてください!
ヴィエンチャンでの移動手段は?
ヴィエンチャンでの移動方法は、その場でタクシーやトゥクトゥクを止めて交渉する方法と、タクシー配車アプリを使用する方法があります。
私たちは今回、タクシー配車アプリを使用してヴィエンチャン市内を観光しました。
東南アジアのタクシー配車アプリで有名なのは「Grab(グラブ)」ですが、ラオスではGrabは使用できません。ラオスで有名なタクシー配車アプリは「LOCA(ロカ)」です。
予約の段階でだいたいの金額はわかりますが、実際の金額が決まるのは目的地に到着してから。
ドライバーが金額を表示してくれて、500キープより下の桁は切り捨てになっているようです。
その他、旅行予約サイトから事前にタクシーを予約しておくこともできます。旅行のプランに合わせて選んでみてください。
【GET YOUR GUIDE】ワッタイ空港(VTE):ビエンチャンへの/からのプライベート送迎
【VELTRA】フリー市内観光<専用ガイド/貸切チャーター/ビエンチャン発>
ヴィエンチャンのおすすめホテル「One Vientiane Hotel」
今回私たちがヴィエンチャンで宿泊したホテルは「One Vientiane Hotel」。
ビエンチャンの街の中心部、観光にも適した場所にあります。
ナイトマーケットまでも歩いて行けて、歩いていける範囲にレストランやカフェもたくさんあるので困りません。
清潔でスタッフの方の対応もよく、とても居心地のよいホテルでした。
(出典:agoda)
世界一何もない首都ヴィエンチャンにはおいしいビールがある!
ヴィエンチャンは、「首都」と言われると確かに他の国と比べると派手な見所はないかもしれません。
しかし、のんびりとした雰囲気でビアラオを楽しめるあの空気感はヴィエンチャンならではでないでしょうか。
個人的には行ってよかった旅行先のひとつです!
コメント