マレーシアの首都、クアラルンプールには見どころがたくさんあります。
これからご紹介するスポットは、2泊3日の旅行日程で全て実際に回った箇所です。ぜひ旅行の参考にしてみてください。
ペトロナス・ツインタワー
ペトロナス・ツインタワーはクアラルンプールのシンボルとも言える超高層建築物。
ツインタワーが完成した当時は世界で最も高い建物として有名になり、マレーシア観光に欠かせない観光スポットとも言えるでしょう。(現在はドバイの「ブルジュ・ハリファ」が1位)
KLCC公園から見て左側のタワーを日本の会社が、右側のタワーを韓国会社が建てたという、なんとも不思議な建物です。
競争心から韓国側が建てたビルの方が少しだけ高いという噂もあり、そのせいか「ビルが傾いて見える」と感じる方もいるようです。
実際に見に行ってみましたが、建物が高すぎてその差は分かりませんでした。笑
おすすめは建物がライトアップされる夜の時間。隣接するKLCCパークでは毎日噴水ショーが行われているので、その時間に行けばさらに見応えがあります。
近くにはツインタワーとKLCCパークが見えるスカーバーもあり、夜景を楽しみながらお酒が飲めます。
ムルデカ・スクエア
ムルデカスクエアはクアラルンプールの中心部にある大きな広場です。
「ムルデカ」はマレー語で「独立」という意味があり、毎年独立記念日(8月31日)になるとこの広場で盛大に式典が行われます。
さらに、ムルデカスクエアは、イギリスからの独立を誓った際にマレーシアの国旗を初めて掲げた場所としても知られています。
現在この広場にあるフラッグポールは約100メートルもあり、世界で最も高いフラッグポールとも言われているようです。
広場のすぐ横にはイギリスの植民地時代から建っている「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」があり、夜になるとライトアップされます。
「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」の時計台の左奥に写っている、ほとんど電気のついていない巨大なビルは「PNB 118」という現在建設中のビル。
予定通りに工事が進めば約700メートルになり、完成時にはドバイの「ブルジュ・ハリファ」に次いで世界2位の高さになる予定なのだそうです。
ムルデカ広場は日中はあまり人がいませんが日が暮れてから人が集まり始め、夜9時〜10時くらいには公園で遊ぶ子どもや友達とおしゃべりをする地元の方で溢れかえります。
公園内は明るくきれいで、食後にお散歩するのもおすすめです◎
クアラルンプールシティギャラリー
ムルデカ広場のすぐ近くにある「クアラルンプールシティギャラリー」には「I♡KL(アイラブクアラルンプール)」のモニュメントがあります。
DAIGOさんと北川景子さんが、結婚1周年の報告をした際の写真にも写っていたスポットです。
ギャラリー内ではアート作品を見るほかにもお土産が購入できたり、カフェがあったりするので街歩きの間にぜひ訪れてみてください。
マスジット・ジャメ
マスジット・ジャメはクアラルンプールで1909年に建てられた、クアラルンプール最古と言われているモスクです。
礼拝の時間以外は誰でも入場料無料で、中を見学することが可能です。
男女ともに露出の多い服装はNGで、入り口でローブやズボンを借りることができます。女性は髪なども隠す必要があり、ローブに付いたフードの着用も必須です。
中ではこのモスクがなぜできたのかや、人生のありかたなどについて丁寧にお話を聞かせてくれます。
日本ではなかなか聞く機会のないお話なので、時間に余裕のある方は聞いてみるのもよいと思います。
建物が建っているのは「クラン川」と「ゴンバック川」の合流地点で、ここがクアラルンプールの起源となった場所と言われています。
外側から見ると「KUALA KUMPUR」と書かれた看板があることがわかります。
夜になると川全体がライトアップされて幻想的な雰囲気に。
ムルデカ・スクエアから歩いてすぐなので、あわせて訪れることも可能です。
ジャラン・アロー
ジャラン・アローはクアラルンプールにある屋台街で、約200mの通りに数多くの飲食店が並びます。
この通りではラクサ、ミーゴレン、ナシゴレン、サテーなどマレーシアを代表するさまざまな料理を食べられます。
中でもお気に入りは炙り焼きの「チキンウィング」。ジャラン・アローにあるいろいろなお店で提供している料理です。
専用のタレを染み込ませたチキンを炭火でじっくりと香ばしく焼きあげてくれます。
ついつい食べ進めてしまうおいしさで、ビールビもよく合う味です。
ブキッ・ビンタン通り
ブキッ ビンタンはクアラルンプール屈指のショッピング街です。
中でも「パビリオン」は高級ブランドからローカルブランド、レストランまで450店以上ものお店が入っているので、お買い物好きな方はいつまでも居ることができそうなほど。
休憩にぴったりなおしゃれなカフェも多く並んでいるエリアなので、お買い物好きな方はぜひ足を運んでみてください。
プトラモスク(ピンクモスク)
プトラモスクはピンク色のドームが特徴的で「ピンクモスク」とも呼ばれ、フォトジェニックなモスクとしても人気の高いスポットです。
クアラルンプールの中心からは車で約30〜40分。クアラルンプールと国際空港との間の都市「プトラジャヤ」にあります。
私たちが訪れた際(2022年8月中旬)はドーム上部が工事中でしたが「あと1ヶ月程度で工事は終わる」と地元の方が言っていたので、すぐに元の姿が見られるでしょう。
内側は修復作業などはされていなかったので、通常通りのきれいなピンク色のドームを見ることができました。
入場料は不要ですが、露出の高い服装はNGです。中に入る前にローブを無料で借りられるので、女性はローブに付いたフードを被り髪の毛まで隠します。
このプトラモスクがある「プトラジャヤ」はマレーシアの行政都市で、周辺の建物や町並みも美しいのでぜひ立ち寄ってみてください。
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バドゥ洞窟
バドゥ洞窟はクアラルンプールの中心から車で約20分ほどの場所にある洞窟です。
すぐ目の前に駅があり電車でもアクセスが可能ですが、本数が1時間に1本程度と少ないのでタクシーでの移動が楽だと思います。
バドゥ洞窟はマレーシア国内でも最も有名なヒンドゥー教の聖地とも言われており、地元の方も多く訪れる場所です。
入ってすぐに、大きなヒンドゥー教の神様の像とカラフルな階段が目に入ります。
階段は270段以上もあり上り下りするだけでも一苦労。2018年の8月に色を塗られており、その前まではシンプルなコンクリートの階段だったようです。
階段を登りきると、洞窟の中に4億年前にできたと言われる鍾乳洞があり、神秘的な景色が広がります。
ここも神聖な場所のため、露出の多い服装はNGとされています。
そのほかにも、野生の猿が階段周辺や洞窟内にたくさんいるので、食べ物などはカバンの中にしまっておくようにしましょう。
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マレーシア、クアラルンプールの観光スポットまとめ
以上が、私たちがマレーシアで訪れたおすすめの観光スポットです。そのほかにもいくつか観光スポットを周り2泊3日でゆとりのあるスケジュールでした。
クアラルンプールに旅行に行かれる際の参考にしていただければ嬉しいです!
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