コロナ禍に夫婦ふたりでタイ渡航|費用はいくらかかる?

生活

 

コロナ禍の海外渡航ではいつもと違う費用がかかります。私たちもタイに移住するにあたり「何にどのくらい費用がかかるのか」手探りでいろいろと調べながら準備しました。

今回の記事では私たちが夫婦ふたりでタイへ渡航かかった全ての費用をまとめたので、今後渡航の予定がある方はぜひ参考にしてみてください!

(※2021年3月時点の渡航情報です)

 

コロナ禍のタイ移住で費用がかかるもの

まず、コロナ禍でタイに移住する際にどんなものに費用がかかるかをチェックしておきましょう。

 

ビザ
コロナ対応の医療保険
PCR検査
飛行機
ASQホテル
隔離後のホテル(必須ではありません)

赤文字で表記している「PCR検査」「コロナ対応の保険」「ASQホテル」は、コロナ禍ならではの費用ですね。

 

私たちが当初タイ行きを予定していた日から、実際に渡航ができるまではコロナの影響で約1年かかりました。この1年の間は渡航条件を毎日のように確認していましたが何度も変更されています。

そう、何度も何度も…。

コロナの影響で日々変わる状況に合わせて「昨日見たときはなかったはずの書類が追加されてる…!」なんてことも。

この記事に書いてある必要な項目もコロナの状況によって変わる可能性が大いにありますので、直前までしっかりと大使館の情報をチェックしてください!

 

ビザ

ビザ取得の費用はコロナ禍だからといって変動はありません。

費用:9,000円×2名=18,000円

私たちの取得したビザの金額はこちらでした。

※ビザの種類によって金額は異なります。

詳しくは大使館の公式サイトでご確認ください。

在京タイ王国大使館

 

コロナ対応の医療保険

これもコロナ禍ならではの決まりです。

万が一、タイでコロナになった場合に「治療費や入院費をカバーできる保険」に滞在期間分入っている必要があります。最大カバー額10万USドル以上=約1千1百万円が条件でした。

タイで働く会社ですでに加入している場合は必要ありませんが、帯同家族などが会社の保険に加入できない場合には別途加入が必要になります。

費用:平均約20万円(1人 12ヶ月)

どのくらいオプションをつけるかによっても費用は異なりますが、日本で入れる海外渡航用のさまざまな保険を見た平均がだいたい1年分でこれくらいでした。

10万USドル=1千1百万円以上カバーするとなるとやはり金額は高くなりますね…。

 

PCR検査

PCR検査もコロナ禍の渡航に特別に必要な費用です。

タイへ渡航する場合は飛行機搭乗の「72時間以内」に受ける必要がありました。

費用:46,000円×2名=92,000円

当時私たちが住んでいた北海道では2件しか海外渡航用のPCRを行なっている病院がなく、費用もかなり高かったです。

関東で探すと全体的にもう少し費用が安く設定されていました。

 

費用には以下のものが含まれています。

・PCR陰性証明書(日本語・英文)
・健康証明書(英文)

「英文」の書類が必要なのですが、この英文対応をしてもらうと費用が高くなってしまいます。(英文にしてもらうだけで5,000~10,000円)

 

飛行機(ZIPAIR)

私たち夫婦はバンコクまでZIPAIRの飛行機で来ました。

成田(夕方発)→バンコク(夜着) 機内食1食付きです。

費用:22,000×2名=44,000
荷物追加:5,500×2個=11,000
合計:55,000円

追加の荷物代を含めてもふたりでこの価格ならめちゃくちゃ安い〜!ZIPAIRさんありがとうございます!笑

 

ASQ(隔離)ホテル

コロナ禍の渡航条件のひとつとして「ASQ(隔離ホテル)」を事前に予約しておくことも必須。

私たちが宿泊したのはスクンビットにある「グレースランドバンコク ホテル(Graceland Bangkok by Grace Hotel)」です。

費用:70,000THB=約245,000円

(※予約当時の1バーツ=約3.5円で計算しています)

日本語対応なしのホテルだったので比較的安い方だと思います!

 

ASQ(隔離)ホテルについて、詳しくはこちらの記事にまとめているのでよかったら参考にしてみてください!

https://mikan-bkk.blog/2021/08/30/post-137/

隔離後のホテル

こちらは必須項目ではありませんが、私たちがかかった費用なので参考までにまとめました。

すでにコンドミニアムなど住むところが決まっている人は問題ありません。しかし、必要な方は隔離後に行くホテルも予約しておくとよいでしょう!

私たちは現地に着いてから部屋を探す予定だったので、隔離ホテル後にトンローにある「センターポイントホテル(Centre Point Sukhumvit – Thong Lo Hotel)」を2週間予約しました。

費用:2000THB×14泊=28,000THB=約98,000円
(※予約当時の1バーツ=約3.5円で計算しています)

2週間あればゆっくり部屋を決めて引っ越しできましたよ!

 

コロナ禍のタイ渡航でかかった費用まとめ

これらの費用を全てまとめたのがこちらです。医療保険以外は基本的に2人分の料金で出しています。

 

【コロナ禍のタイ渡航でかかった費用(円)】

ビザ 18,000
コロナ対応の医療保険
(※1人分 12ヶ月)
200,000
PCR検査 92,000
飛行機 55,000
ASQホテル(2週間) 245,000
隔離後のホテル(2週間) 98,000
合計 708,000円

70万円!!

改めて計算すると結構かかってますね〜…。

隔離後のホテルやコロナ対応の保険に別途加入する必要のない方は、もう少し費用が減るでしょう!

逆に日本語対応ホテルを予約するともう少し費用が上がると思います。

 

会社がどこまで負担してくれるかによっても、自己負担額は変わってきますね。

 

その他予算を見積もっておくとよいもの

大まかな費用は上記でご紹介した通りですが、その他私たちが渡航に向けてかかった費用も簡単にご紹介します。

この辺りが地味〜にかさみます…笑

「これにもかかるじゃん!」と最初は見積もっていなかった費用が出てきたときの悔しさ…(泣)。

・日本で住んでいた部屋の解約料
・日本の荷物の引っ越し代(タイに持っていかない家具や家電→夫の実家へ)
・ビザ取得のための移動費(北海道→関東)
・渡航当日の成田空港までの交通費(北海道→バンコクの直行便はコロナの影響で運休のため)

 

タイに着いてからは、バンコク の部屋には家具家電付きが多いのでこのあたりの費用はあまりかかりません。

しかし、部屋の契約をしたり日用品を買ったりしてちょこちょこと出費がかさみました。このあたりもプラスで少し予算を見積もっておくと安心ですね。

 

事前にタイ渡航にかかる費用を計算しておこう!

2021年3月に私たち夫婦が二人で渡航するのにかかった費用をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

コロナの状況次第で必要な費用は変わってきますが、実際に渡航を控えている方にとってざっくりとでもイメージがつけば嬉しいです!

事前に費用を確認しておけると、タイに行ってから使えるお金の計画も立てやすいですよね。

抑えられるところは抑えて、浮いた費用でタイならではのお買い物や旅行を存分に楽しんでください!

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