「タイのエアコンの水漏れはよくある」と聞いていましたが、コンドミニアムに入居して2ヶ月で早速タイの洗礼を受けました…。
日本の賃貸ではあまりしない経験なので、まとめておきます。
タイのコンドミニアムに入居2ヶ月でエアコンが水漏れ
タイと日本ではエアコンの仕様が違うため、溜まったホコリなどが原因で水漏れが頻繁に起こります。
日本のエアコンよりも定期的な掃除が必要と聞いていましたが、私たちが初めての入居者で入居前に部屋の掃除をすると言っていたので、そこにエアコンの掃除も含まれているだろうと信じ込んでいました。
しかし、入居して2ヶ月ほどでエアコンから「ピチャピチャ」と音が聞こえるように。
気づいた時には染みていました…。
「とまれ!これ以上広がらないで!」という私の願いもむなしくみるみる染みは増えていきます…。
コンドミニアムへ連絡
私たちのコンドミニアムには常に受付に人がいるのでまずはそこへ連絡。
するとその日のうちにコンドミニアムの技術者さんが来て中を確認してくれました。雑巾で中を拭いたりテープで補強してくれたりして「これで様子を見て」と。
しかし、次の日にはもう「ピチャピチャ」と音が…。
オーナー、仲介業者へ連絡
コンドミニアムの技術者さんの応急処置ではどうにもならなかったので、オーナーと部屋の仲介業者へ連絡します。
私たちの場合、オーナーが中国にいる方なのでタイにいる代理の方に連絡する形です。
オーナー代理、仲介業者、私たちのグループラインがあるのでそこで連絡しました。
エアコンが水漏れしてしまいました。どうすればいいですか。
清掃業者に依頼して清掃してもらってください。料金はおそらく600THB程度でしょう。あとでオーナーが払うので領収書をもらっておいてください。
私が清掃業者を手配します。
次の日にはさっそく清掃業者の方が来てくれました。
エアコンの清掃
タイのコンドミニアムのエアコンはこのような埋め込みタイプが主流なので、自分たちでの清掃はなかなか困難です。
基本的には業者にお願いして清掃してもらいます。
当日は清掃員さんがふたりで来てくれました。部屋中にビニールシートを敷いて作業開始です。
後日写真と共に作業内容の報告をしてくれたので、その写真を使っています。
タイでは清掃や作業の様子をスマホで撮っているシーンをよく見かけるのですが、写真付きが一般的な報告の仕方なのでしょうか。日本とはちょっと異なりますね。
私たちの部屋にはエアコンが2つあり、先ほどの写真で水漏れで染みていたのは左の矢印の先です。
水漏れした側だけではなく、両方清掃してくれました。
中を開けて部品を取り外して思ったより大掛かりな清掃です。
「30分程度で終わるのかな〜」なんて思っていましたが2時間弱かかりました。
料金
清掃が終わり領収書をもらうとなんと「3,000THB」
オーナー代理から聞いていた金額の5倍!
「まさかぼったくられている?!」と不安になりましたが、後日送金するシステムだったのでとりあえず領収書だけもらってオーナー代理と仲介業者に連絡です。
清掃が終わりました。領収書を送ります。
3,000THB!?高いですね!
私が作業員に確認します。
仲介業者の方に確認してもらった結果、エアコンに詰まっていたのはホコリではなくセメントでした。
どうやら2つのエアコンの間にあるパイプにセメントが詰まっており、それを取り除く作業が発生したため時間も料金も増えていたようです。
支払い
当初オーナーが支払う予定だった作業代でしたが、思わぬ価格になっていまいトラブルが…
料金が高くてオーナーが支払いたくないと言っている…
ちょっと清掃会社に確認してみます。
このあと仲介業者の方のおかげで「2,000THB」に下がりました。
しかし…
2,000THBでも高いから支払いたくないと言っている…
仲介業者の方が個別に連絡をくれて「私がなんとかするからあなたたちは心配しないで」と。
この仲介業者の方はめちゃくちゃいい人!そして仕事が早い!!!これまでも何度も助けてもらっているので信頼しきっています。
結果、オーナーと仲介業者で半々の1,000THBずつ支払うということでおさまりました。
日本の契約ではこういった備品のトラブルによる支払いのことまで細かく決まっているのですが、タイではオーナー次第のところが多いようです。
トラブルを回避するためにも事前の確認や仲介業者を慎重に選ぶ必要がありますね。
仲介業者の方が何もしてくれなければ3,000THBは私たちの財布から消えていたでしょう…。
タイのエアコンはこまめに掃除が必要
その後約3ヶ月経ちますが、今のところエアコンは順調です。
1年を通して暑いので日本にいるときと比べても使用頻度はあがっていますし、タイのエアコンは日本のエアコンよりこまめに掃除が必要なようですね。
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