バンコクではやはり日本と比べると、気を引き締めなければいけないシーンがいくつかあります。
今回は初めてタイに旅行で訪れる際に、ドラブルに巻き込まれないために注意すべき点をいくつかまとめました。
実際にバンコクに住んでみて私自身が気をつけている点や「こんなトラブルがあった」と知人から聞いたことをベースにまとめていきます。
バンコクの治安は良い?悪い?
日本の外務省の「海外安全ホームページ」では、海外の治安に関して以下の4つの目安を設けています。
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
貴重品に関するトラブル
特に日本のパスポートは「世界最強」とも言われており、渡航可能な国が多いことから犯罪目的に狙っている悪い人もいるのだとか。
そのほか、旅行で訪れる方は多くの現金を持っていることがあったり、高額なカメラなどを持っていることもあるため狙われやすいようです。
スリ
「リュックを後ろに背負っていたら気づかないうちにチャックを開けられていた」なんてことも聞きます。
人が多い場所に行く際には、チャックのあるもの。リュックを背負うときは場所によっては前に抱えるようにして持つようにしています。
置き引き、ひったくり
レストランなどの場所取りで荷物を置いて行くのは危険です。複数人で行く場合は、誰かが席に残って荷物を見ているようにしましょう。
移動中は基本的にはカメラやケータイなどの貴重品はカバンの中に入れるように心がけています。
現金の窃盗
バンコクでは「日本のお金を見せて欲しい」と言って近づいてくる人もいます。
「今後日本に行く予定なんだ」「日本のお金を見たことがなくて」と親しげに声をかけられ、「日本に興味を持ってくれたんだ」と思ってつい見せてしまうと、そのままお金を持っていかれるような出来事があったそうです。
交通トラブル
バンコクは渋滞大国とも言われるほど、とにかく渋滞がすごい。交通に関するトラブルもよく耳にするのでまとめておきます。
バイク
バンコクでは、特にバイクの数が日本とは比べものになりません。
車のタクシーだけではなく「バイクタクシー」もタイにはあります。渋滞を避けるために車の隙間をすり抜けるバイクも多く、実際事故を目撃したこともあります。
ヘルメットを貸してくれない運転手も多いので、我が家では「基本的にはバイクタクシーに乗らない」と決めました。
そして、渋滞を回避するために「逆走」や「歩道を走っている」バイクもあって危険です。
横断歩道を渡る際には一方通行であっても、必ず止まっている車の陰からバイクが来ていないか確認しています。
タクシー
タクシーに乗る際には、少し距離がある場合には事前に行き先を指定でき、料金もあらかじめわかるタクシー配車アプリを使用しています。
「Grab」や「Volt」などのアプリは現金払いも設定できるため、旅行で訪れた方にとっても使いやすいのではないでしょうか。
街中を走っているタクシーを止めて移動するときには、メーターが動いているか確認必須です。動いていなければ「メーターを使ってもらえますか?」と声をかけましょう。
土地勘のない場所や初めて旅行で訪れる場所では、GoogleMapなどで行き先が合っているか確認しながら乗っています。
トゥクトゥク
トゥクトゥクは「タイと言えば!」というような乗り物で、観光地の前にはずらりと並んでいることもよくあります。
寺院などから出てくるとよく声をかけられるのですが、乗るときは事前に料金を確認しておきましょう。
友達は本来100〜200バーツくらいで行けるところを「500バーツ」と言われたそうです。
旅行客だとわかると、結構最初に高めに値段を言われることもあります。
衛生面のトラブル
タイ旅行の最中の、衛生面でも注意したいポイントもいくつかまとめてみました。
食事
タイでは屋台などで安くて美味しいタイ料理が気軽に食べられるのが魅力!
しかし、1年を通して暑いタイはどうしても食べ物も傷みやすくなってしまいます。ローカルな屋台でいつから置いてあるのか不安になるようなものは避けるのがベターです。
水
タイの水道水は基本的に飲まない方がよいとされています。
レストランや屋台ではペットボトルや瓶の水を買って飲むようにしましょう。
病気
【①デング熱】
旅行中に蚊に刺されてデング熱になってしまうこともあります。
タイに来る前は「タイの田舎の方だけ」かと勝手に思ってしまっていたのですが、バンコク市内でも毎年感染が確認されています。
蚊に刺されないためには虫除けをこまめにしたり、露出の多い服装を避けたりして対策をしてください。
【②狂犬病】
タイではまだ狂犬病があります。
野良犬や野良猫も多く、基本的にはおとなしい子達が多いように思いますが一定の距離を保つようにしましょう。
【③感染症】
大雨が降った後は下水の水が溢れ出し道路が浸水してしまい、傷口があるとそこから菌が入ってしまうこともあります。
雨季になると毎日のように大雨が降ることがありますが、一時的なものも多いのでカフェやレストランで雨宿りするのもよいでしょう。
タイ旅行の注意点まとめ
タイに旅行で訪れる際の注意点を、簡単にまとめました。
今回は首都バンコクをメインに紹介しましたが、訪れるエリアによってはまた違ったトラブルが起こる可能性もあります。
事前にチェックして、安心安全な旅行を楽しんでください!
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