海外には日本と異なるさまざまなルールやマナーが存在します。
もちろんタイにもタイならではのルールやマナーがあり、旅行で訪れる際などに知っておけるとよいものをまとめました。
タイの基本的なマナーやルール
今回は観光で訪れた方も知っておきたい、基本的なルールやマナーをご紹介します。
ワイ(合掌)をされたらワイ(合掌)で返す
タイには「ワイ」と言われる手と手を合わせた合掌のポーズがあります。
挨拶のときに使われるポーズで、ワイをされたらワイで返すというのが、タイで気持ちよく過ごすマナーです。
国家が流れたら立ち止まる
タイでは1日2回、8:00と18:00に駅や公園、スタジアムなどで国家が流れます。この国家が流れている間は立ち止まり、静かに国家を聴きましょう。
全員が急に立ち止まりおしゃべりをやめるので、初めてこの瞬間に出会った方はちょっと驚くかもしれません。
映画館では上映前に讃美歌が流れるので、起立して同じように過ごします。
女性は僧侶に触れてはいけない
タイに訪れた際には、寺院巡りをする方も多いのではないでしょうか。寺院内ではごく普通に僧侶さんが歩いていることがあります。
しかし、女性は僧侶さんに触れてはいけません。これまでの修行が台無しになってしまうと考えられているからです。
電車やボートで移動していることもありますが、基本的には女性が隣に座ることもNGとされています。
寺院では露出の少ない服装を心がける
寺院はタイの方にとって神聖な場所でもあります。
そのため、露出の高い服装や大きな声を出すような行為はNG。場所によっては写真撮影がNGな場所もあるので気をつけましょう。
ドリアンは持ち込み禁止されている場所がある
「フルーツの王様」とも言われるドリアン。
タイでは旬の季節になるとスーパーや屋台など、いたる所で売られていますが、電車やタクシーホテルなどで持ち込みを禁止されている場所があります。
原因はやはり、匂いがつきやすいから。日本にはない独特のルールですね。
その他にもタイでよく見かけるフルーツのマンゴスチンも、持ち込みが禁止されている場所がたまにあります。
マンゴスチンの皮の汁は一度つくとなかなか落ちにくいのだそうです。
お酒を買えない時間、禁酒日がある
旅の醍醐味と言えば現地のご飯やお酒!という人も多いのではないでしょうか。しかし、タイではお酒を買えない時間や、お酒を飲んではいけない禁酒日があります。
タイでお酒が買えるのは、11:00〜14:00と17:00〜24:00まで。それ以外の時間はロープが張られたりして、お酒が買えないようになっています。
祝日が禁酒日となっている日も何日かあり、その日はお酒の販売が終日禁止。公の場でお酒を飲むことも禁止されています。
食事で気をつけること
海外では麺をすするのがはNGとされている国も多く、タイでも同じくあまりよくないとされています。
その他、日本と違うのは食器を持って食事をするのもあまりよくないようです。
スープも口をつけて飲むのはよくないとされていて、日本食レストランでもたまにタイの方にはお味噌汁用にスプーンが付いてくることもあります。
トイレットペーパーは流せないことが多い
タイは日本に比べて下水管が細く、トイレットペーパーが詰まりやすくなっています。
そのため、トイレではトイレットペーパーを流せないところが多いです。
ウォシュレットで洗ってサッと拭いたら、トイレの横にあるゴミ箱に捨てるようにしましょう。
タイの基本的なマナーやルールまとめ
タイに旅行で訪れた際に知っておきたい、基本的なマナーやルールをご紹介しました。
まだまだタイならではのマナーやルールはたくさんあるので、タイでの旅行がスムーズになるように訪れる場所にあわせてチェックしてみてください。
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