バンコク市内には大型スーパーがたくさんありますが、その中でも特にまとめ買いに適している「マクロ(makro)」をご紹介します。
特にサトーン店(Sathon)は食料品だけではなく家電や日用品まで揃う、まるでコストコのようなスーパー。
全体的な価格も安いですが、特にマクロ(makro)のオリジナル商品「aro」は良心的な価格のものが多いように感じます。
マクロ(makro)サトーン店の場所
マクロサトーン店までのアクセスは、公共交通機関を使うと「BTSチョンノンシー駅(Chong Nonsi)」からバスまたは徒歩20分。
ほとんどの方が車かタクシーで来店している印象です。
マクロ(makro)サトーン店の店内
まずは1階入り口でカートを受け取ります。
大きな商品が多いので買い物かごはなく、コストコと同じような大きなカートが置いてあります。
お客さんが多い時はこのカートをもらうまでに少し並ぶ場合も。
タイでは毎月25日〜31日が一般的な給料日となっていて、給料日後にまとめて買い物をする人も多いようなので月末の来店は混雑している可能性があります。
売り場はエスカレーターを上がった2階のワンフロアです。
入り口はフロアの左端に位置しているので、そこからだいたい時計回りにご紹介しています。
家電売り場
まず入り口から入ってすぐ左手に見えるのが家電売り場です。
テレビや冷蔵庫といった大型家電から、スマートホンまで揃っています。
食器、調理器具
食器、調理器具のコーナーも充実しています。
お鍋の数だけでこんなに。トングやお玉といった調理器具も一通り揃っています。
私たちがこのコーナーでびっくりしたのは、プラ容器と紙パックの多さ!
棚いっぱいの容器が数列に及んで並んでいます。
デリバリーのときによく見るあの容器も、屋台で見かけるジュース用の小さいペットボトルもありました。
お店の方なのか、カートいっぱいに容器を買っていく方もたまに見かけます。
スナック菓子
入り口から見て左奥のスペースではスナック菓子がまとめ売りされています。
このコーナーは楽しくてついつい見てしまいますね。笑
ドリンク
スナック菓子の隣のスペースにはドリンクコーナーがあります。
お水やジュースなどが売られています。aroオリジナルの水は確か6リットル27B〜29Bくらいでお得な値段でした。
ジュースは6本パックや12本パックなどのまとめ売りが多いです。
香辛料
香辛料も種類が豊富で粉末にされる前のものがたくさんありました。
日本のスーパーで見かけるものだと既に粉末状になっているものばかりなので、このコーナーは見ていて楽しかったです。
シナモンの数が結構多く、aroオリジナルの乾燥しいたけは大容量!
カレーペーストの種類も多かったです。
この中から青っぽいパッケージのカレーペーストを買ってみました。
裏に書いてある分量よりペースとの量を控えめに作ってみたのですが「から〜い!!」
でもスパイスの香りがよいので、カレーを作った日にちょこちょことこれを足して頑張って消費しています。笑
果物、野菜
果物、野菜コーナーは入り口から見てまっすぐ突き当たりにあります。
すでに袋詰めされているものは大容量のものが多いですが、ひとつずつ自分で袋詰めできるものもあります。
自分で袋詰めしたものは、レジに行く前にこのコーナーでバーコードを貼ってもらいましょう。
魚
夫が大好きな魚エリア。makroに来て夫を見失った場合にはだいたいここに来れば見つかります。
北海道にいた頃は朝5時に家を出て漁港の市場で魚を買い、マイ包丁で捌いて新鮮な魚を食べるのが休日の過ごし方でした。(私は食べる専門です)
タイでは日本に売っていないような魚も売っているので、このコーナーで「どうやって捌くか」をシミュレーションするのが楽しいそうです。
カブトガニも売られていました。他の方とは楽しみ方が違うかもしれませんが、このコーナーは「見て」楽しんでいます。笑
対面販売でこの量の魚を置いているスーパーをタイではあまり見かけないので、見るだけでも楽しいですよ。
肉
お肉コーナーは鶏肉、豚肉、が並んでいて自分で袋に詰めます。
ここも野菜果物コーナーと同じで、レジに行く前にバーコードを貼ってもらいましょう。
混んでいるときにはバーコードを貼ってもらうコーナーに人だかりができているのも見かけます。
牛肉はパック詰めされているものだけが置かれています。ここのmakroは牛肉コーナーが充実しているイメージです。
時間帯や曜日によるのかもしれませんが、写真の上の段にあるオーストラリア産の牛肉が裏で切られて次から次へと出て来ます。
上から下までびっしりと並んでいるのを見かけたこともありますよ。
この切ったばかりの牛肉がなくなると、下の真空パックのお肉が裏から出て来て並べられていました。
サーロインやランプなど種類もさまざまです。
冷凍食品
野菜、魚、肉コーナーの前に長細く並んでいるのが冷凍食品コーナーです。
野菜、魚、肉コーナーにカートを押して入るのはちょっと大変なので、ほとんどの方はこのあたりに置いています。
冷凍コーナーにはマグロの柵や枝豆などの日本人に馴染みの深い食品も多いです。
aroオリジナルの餃子や肉まんは人気なのか、買っている方を結構見かけます。
タイ米
タイ米のコーナーとタイ産日本米のコーナーは分かれています。
タイ米の方が圧倒的に多く目立つ場所にあるので「お米だ!」と思って日本米を探しても見つからないので注意が必要です。
ここにもaroオリジナルのタイ米があって、結構安く売られていました。
日本食
日本食コーナーはちょっと見つけづらいのですが、冷凍食品と肉コーナーの間くらいに独立した棚が置かれています。
タイ産日本米はこちらのコーナーです!
だしや醤油などの日本の調味料も大きいサイズのものが並んでいます。
うどんやそうめん、焼きそばなどの麺類も買えますよ。
乳製品、加工肉
入り口から見て1番遠い右の奥に乳製品と加工肉のコーナーがあります。
ハムやソーセージ、牛乳、バターなどはこの辺りです。
他のコーナーと違い、容量の大きい商品は少なめのイメージ。
パン
パンコーナーでは店内で焼いているものも陳列されています。
aroオリジナルのパンは大容量のものが多い印象です。
焼きたてのお惣菜パンも置いてあって、いい匂いがしてくるのでついつい立ち止まってします。
調味料、カップ麺
フロアの中央あたりにこのようにコストコに似た天井まである棚がいくつか並んでいます。
調味料やカップ麺があるのは、写真で言うと右側、奥の方です。
タイのマヨネーズは甘いものが多いので「JAPANESE STYLE」または「NO SUGAR」と書かれているものをいつも買っています。
makroにも「NO SUGAR」のマヨネーズがたっぷり大容量の1キロで売られています。(写真の青いマヨネーズです)
味の素は日本のコーナーにあるのかと思いきや、調味料やカップ麺が並ぶコーナーにありました。
どのスーパーでも見かける、タイの方からも人気の調味料ですね。もちろんたっぷり大容量です。
タイでおなじみのカップ麺「ママー(MAMA)」もダンボールで買えます。
日用消耗品
洗剤や掃除用品、トイレットペーパーなどの日用消耗品は中央の棚ゾーンの真ん中あたりの数列に集中して置かれています。
シャンプー、コンディショナーなどは大容量の詰め替え用がたくさん、というよりはミニサイズのものがひとまとめにされているものが多かったです。
マクロ(makro)サトーン店のレジ
マクロは一応会員制のスーパーということになっているので、メンバーズカードが必要です。
お会計時にメンバーズカードの確認をされるので、当日サービスカウンターで作るか公式HPで申し込みしておきましょう。
レジはそのままカートで通過できます。商品を出さなくても店員さんがカートの中の商品をピッピとバーコードを読み取ってくれるので楽ちん。
お会計時に使えるカードは限られていて、基本的に現金支払いになるので注意が必要です。
商品数が少ない方は専用レジがあるので、そちらに並ぶとスムーズに会計ができますよ。
お会計が終わった後のレシートは出口で店員さんにスタンプを押されるので、すぐにしまわないようにしましょう。
これもコストコと同じシステムですね。
マクロ(makro)の他の店舗
サトーンのマクロが遠くて行けない方は、サトーン店ほど大きくはありませんがバンコク市内にたくさん店舗があるのでそちらを訪れてもいいかもしれません。
大容量のものをあまり置いていない店舗もありますが、いくつかご紹介します。
ラマ4通り店
マクロ ラマ4通り店(地図)
2階建ての店舗で、すぐ近くに別の大型スーパーの「ロータス(Lotus)」と「ビックシー(BigC)」があります。
商品の価格を比べたいときや、マクロで買えなかったものを別のスーパーで買えるので便利。
ロータスにはスポーツ用品店「デカトロン」が併設されており、ユニクロや日用雑貨を売っている「Mr.DIY」も近くにあるので一気にいろいろな買い物が済みます。
プラカノン店
マクロ プラカノン店(地図)
プラカノン駅から徒歩約10分ほどの場所にあります。
2階だけが売り場になっていてそこまで大きくはありませんが、他の店舗と比べると牛肉に力を入れている印象。
ウドムスック店
マクロ ウドムスック店(地図)
ワンフロアの店舗で、サトーン店のように倉庫っぽくなっているエリアもあります。
サトーン店のミニバージョンのようなイメージ。みんな大きいカートを押して買い物しています。
お肉コーナーが結構充実しているように感じました。
トンロー店
マクロ トンロー店(地図)
トンロー店は4階建ての店舗です。(2階は踊り場)
移動は階段もしくはエレベーターになるので、大きな荷物を持って店内を移動するのは少し大変。買い物の量が少ない方におすすめです。
マクロ(makro)まとめ
私は大容量にはそんなに用事がありませんが、コストコのような雰囲気が好きでたまにサトーン店へ行ってしまいます。
大きいカート押しているだけで楽しいですよね。笑
大容量にでなくてもいい方も、友達などと一度訪れてみても楽しいかもしれません。
店舗によって品揃えが違ったりもするので、お目当の品に合わせて訪れてみるのもおすすめです。
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