こちらでは、2021年3月にタイに入国した際のASQ隔離ホテルについてまとめました。
コロナの状況によって渡航条件や隔離ホテルのプラン内容も変わっているようですが、当時の私たちのホテルの探し方や費用、お得に予約する方法などをご紹介します。
タイのASQ隔離ホテル「グレースランドバンコク(Graceland Bangkok)」
私たちが宿泊したのは、スクンビットにあるグレースランドバンコク(Graceland Bangkok)ホテルです。
日本語対応はなく、基本的に英語またはタイ語での対応です。
まずはホテルの場所やお得な予約方法、料金をご紹介しましょう。
ホテルの場所
住所:Sukhumvit Rd, Khwaeng Khlong Toei Nuea, Khet Watthana, Krung Thep Maha Nakhon 10110
最寄り駅:BTSナナ駅徒歩7分
お得な予約方法
私たちは直接ホテルへ予約の連絡をしました。
この際にお得なプランが出ていたのが「Facebook」です。
通常プランから値引きをしてくれて、そこに通常有料の運動用品を付けてくれました。
宿泊料金
宿泊料金には以下の内容が含まれていました。
・14泊15日の宿泊費
・1日3食の食事と水
・2回のPCR検査
料金は二人で70,000THB(約245,000円)※予約当時の1バーツ=約3.5円で計算しています。
予約時にデポジット支払い、残りをチェックイン時に支払い。
他の隔離ホテルと比べても比較的良心的な料金でした。
キャンセル料
キャンセル料は数日前からかかります。当日が近づくにつれてその割合は高くなります。
しかし、飛行機に搭乗するために必要なPCR検査が陽性の場合にはキャンセル料がかかりませんでした。
隔離生活の様子
隔離生活中の大まかな日程と、ホテル内の様子や食事をご紹介します。
- 1日目空港までお迎えホテルの方が空港まで迎えにきてくれます。
到着したらフロントでチェックインの手続き。 - 5日目1回目のPCR検査検査結果は翌日に伝えられます。
- 7日目屋上への外出可能PCR検査が陰性であればこの日から1日1時間程度屋上への外出が可能。
- 10日目2回目のPCR検査
- 15日目チェックアウトPCR検査の証明書を渡されます。
(※コロナの状況によってPCRの回数や隔離日数が変動しているようです。)
チェックイン時に体温管理アプリとホテルのLINEの友達登録が必要でした。
毎日8時と18時に部屋に用意されている体温計で体温を測りアプリに入力。
何かあれば部屋の電話かLINEで連絡がくるようになっています。
(PCR検査の時間の連絡や検査結果の報告など)
【体温入力アプリ】
写真を登録すればアイコンは変えられますが、もともとあるイラストはこちら一択。
不本意ですが、2週間は髭面で過ごすことにしました。笑
【PCR検査は外(ホテルの玄関前)】
英語で当日の体調と名前を確認されます。
「Yes」「OK」「good」これさえ言えればなんとかなるので、英語力ほぼゼロの私でも問題ありません。
ホテル内の様子
ホテル内ではPCR検査の結果が陰性で屋上に行けるとき以外は、基本的に部屋から出られません。
屋上へ行く際も予約が必要で、時間になったら係りの人が迎えにきてくれます。屋上から部屋へ帰る際も係りの方に声がけして部屋まで連れて行ってもらう決まりでした。
エレベーターを使うには係りの人のカードキーのようなものが必要で、勝手に乗れません。
しかし、少しでも屋上に出られるのはかなり気分転換になりました!
ホテルによっては屋上にすら出られないところもあるので、ここを選んでよかったポイントのひとつでもあります。
(※コロナの状況によっては屋上に出られないときもあるようです。)
【ホテルの屋上】
テーブルやイス、パラソルが置いてあってのんびり休憩できます。(プールは使用禁止)
軽くジョギングする人や寝ている人、ボールで遊んでいる子どもなどみんなリラックスして過ごしていました。
1日1時間までと決まっていますが、暑季のタイで日中に1時間も外に居れません。笑
部屋の様子
私たちがふたりで宿泊したのはジュニアスイートルーム(JUNIOR SUITE)です。
この部屋にしてよかったポイントがいくつかあるのでご紹介します・
天井が広く開放感があり、外に出られないストレスが軽減されたように思います。
また、部屋が仕切れたため別々の部屋で作業や仕事を集中して行えたのもよかったです。
部屋の様子を伝えたかったのですが、私たち夫婦の写真センスが皆無なばかりにお見せできるメインの部屋の写真がありません…
仕切りの奥の部屋の様子だけでもどうぞ!
【奥の部屋の写真】
↓メインに大きなダイニングテーブルがあり、夫はそちらで私はここのスペースで作業していました。
広い湯船は私にとって隔離生活の2週間を快適に過ごすために譲れないポイント!
↓足を伸ばしてもゆったり入れるサイズで文句なしです。
↓化粧スペースや洋服をかけるスペースも十分です。(外にでないので化粧はしませんが。笑)
部屋の備品、アメニティ
備品やアメニティは以下のものが備わっていました。
公式サイトには細かく書いていないので、食器用洗剤やスポンジが付いているのはチェックインしてから知りました。
「知ってたらこんなに持ってこなかったのに〜」と思ったものもあったので、細かく書いておきますね。
・ボディソープ
・タオル
・歯ブラシ、歯磨き粉
・コップ
・ナイフ、フォーク
・コーヒー、紅茶
・レンジ
・冷蔵庫
・ドライヤー
・ポット
・アイロン
・水
・ゴミ袋
・食器用洗剤、スポンジ
シャンプーやコーヒー、水などの消耗品がなくなった場合にはフロントに連絡すればすぐに持ってきてくれます。
1回目のPCR検査で陰性が判明するまではルームクリーニングや洗濯を依頼できなかったので、タオルなどは数枚置いてくれているものを使い回しです。
(※コロナの状況次第で隔離中ずっとルームクリーニングや洗濯の依頼ができないときもあるようです)
隔離生活にあってよかったものや必要なかったものはこちらにまとめています。
食事
食事は1日3食。
チェックイン時に渡されたメニュー表にチェックを入れて部屋の前に置いておくと、係りの方が用紙を回収してくれて食事を部屋まで運んでくれます。
【メニュー表】
プラスチック容器に入った食事が部屋の前に用意されたテーブルに置かれ、チャイムを鳴らして知らせてくれる仕組みです。
チャイムが鳴ってすぐ出たつもりでも、配膳の方の姿はいつも見えず…どんなスピードで配っているのでしょうか。
昼食:12-13時
夕食:17-19時
だいたいこれくらいの時間に毎日届いていました。
【隔離中の食事】
パンケーキやすきやきスープ、ガパオライス、ミートスパゲティなどどれも美味しかったです!
(たまにあふれるほどの白米が詰められていて、量は日によって大幅に変わります。笑)
接客、サービス
隔離ホテルなのでホテルのスタッフさんと接する機会はあまりありませんが、電話の対応なども丁寧でした。消耗品が足りなくなったときも連絡をすればすぐに持ってきてくれて、初日も最終日も荷物は全て運んでくれてます。
屋上に出る際には予約が必要だったのですが、予約をしていなくても人数が少ない時間や日が沈んで涼しくなった時間帯に声をかけにきてくれることも何度かありました。
「非接触」が基本ではありますが、丁寧に対応してくれたと感じています。
タイの隔離生活をできるだけ快適に
コロナの状況によってプラン内容や料金も変わっているようですが、ホテルの雰囲気や2週間の隔離生活の様子が少しでも伝わり参考になれば嬉しいです。
準備万端で快適な隔離生活を送ってください!
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