タイの歴史を知ることができるバンコク市内の「サイアム博物館(Museum Siam)」に行ってきました。
この博物館のテーマは「Is this thai?」
私たちのような外国人はもちろん、現地に住んでいるタイ人にとってもその答えは難しいようです。
サイアム博物館(Museum Siam)では「タイらしさとは何か」を自分の中で見つけられます。
展示方法はユニークなものが多く、大人だけではなく子供でも楽しく見られそうなものばかりでした!
サイアム博物館(Museum Siam)の場所
サイアム博物館はMRT「サナームチャイ駅(Sanam Chai)」1番出口を出てすぐのアクセスのよい場所にあります。
出口からは高い塀や壁もなく、すぐにこの建物が見えているので迷う心配はないでしょう。
サイアム博物館(Museum Siam)のチケット
入場料:100B
15歳以下の子供と60歳以上は無料。5人以上で行くと1人50Bになります。
チケットカウンターは入ってすぐ左側。館内にはインターンの学生さんが何人もいて丁寧に案内してくれます。
希望する方はここで日本語対応の館内の音声ガイドを借りることが可能。
借りるときにはパスポートもしくはワークパーミットなどの身分を証明できるものが必要になります。
サイアム博物館(Museum Siam)の館内
館内は3階建で、まず3階から進むように案内されます。
全てのフロアで写真撮影OKですが、シャッターは使わないでくださいとのこと。
階段あたりはクーラーが効いてないので暑い日は結構大変そう。マップによるとエレベーターもあるようです。
階段を上るとスタッフの方がいて「こちらがスタートです」と案内してくれます。
3階
まずはプロジェクションパッピングが映し出されたフロアでガイドの①を押し、この博物館のコンセプトを聴きます。
館内を見終わった後にまたこのフロアに戻ってくると、あなたの中の「タイらしさとは何か」の答えが出るかもしれません。
ガイドを聞き終わった後に1つ目の展示室に案内されます。
見えているところだけではなく、引き出しの中にも展示物が入っていて「見て」「触って」楽しむことができるフロアです。
ガイドからは「探偵気分になって探して見ましょう」とアナウンスが流れ、子どもにとっても楽しい空間なのではないでしょうか。
旧国旗に象が描かれていることからも、タイにとって象は古くからずっと大切な存在であることがわかりますね。
次に進むエリアでは、音楽とナレーションに合わせて展示物がテーブルの下から順に出てくる仕組みになっています。
ここではタイの歴史について年代順に紹介してくれます。
神々しいパッタイにも不思議なありがたみを感じました。
さらに順序通りに進んで行くと、タイらしい衣装を着たマネキンがずらりと並んでいました。
ここが3階の最後のコーナーです。
街中でよく見るドナルドさんもここで一緒にコップンカーしてくれてます。
2階
2階に進むとまず最初にあるのは写真撮影スポット。
タイらしい衣装やアクセサリーが並んでいて、こちらで着替えて写真を撮ることができます。
子どもが遊べそうなおもちゃが置かれていたり、置物がずらりと並んでいるコーナーもあります。
こちらの箱は下にあるボタンで切り替えると「今」と「昔」のタイのものが比較できます。
タイの学校気分を味わえるコーナーも。実際に制服を着ることもできます。
タイの食事も展示されています。
こちらの展示方法もユニークで、壁においてあるお皿をテーブルの上に置くとプロジェクションマッピングで料理が映し出されるというものでした。
本来2階に「ONLY IN THAILAND」という、タイならではの「ママー」や「ヤードム」などが展示されているコーナーがあるのですが、残念ながら私たちが訪れた2021年10月はクローズ中でした。
ショップ
1階のチケットカウンターの裏にショップもあります。
タイらしいグッズがたくさん並んでいてとってもかわいかったです!
タイ文字の入ったバッグや、タイのイラストが入ったメガネ拭き。
その中でも私たちが気になったのがこのガチャガチャ。
トゥクトゥクや寺院など、タイらしいミニレゴが入っています。
ショップのレジで100Bを支払って専用のコインと交換してもらうシステムです。
「トゥクトゥクこい!トゥクトゥクこい!」と願った私たちが実際にゲットしたのがこちら。
ワット・スタットの目の前にある巨大ブランコ「サオ・チンチャー」でした。
願ったトゥクトゥクではありませんでしたが、ちょうどこの日初めて目の前を通ったばかりだったので嬉しくなってしまいました!
ひとつ飾ったら他のも欲しいな〜となってしまっています。
サイアム博物館(Museum Siam)の詳細
住所 | 4 Sanam Chai Rd, Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon, Bangkok 10200(地図) |
営業時間 | 10:00-18:00 |
休館日 | 月曜日 |
公式サイト | HP、Facebook |
電話番号 | 02-225-2777 |
サイアム博物館(Museum Siam)まとめ
「見て」「触って」「聞いて」楽しめるサイアム博物館は大人も子供も楽しめそうな博物館だなと感じました。
もちろん観光客の方だけではなく在住者の方が訪れても楽しいと思います。
タイにいる間に「タイらしさとは何か」を自分なりに考えてみるのも面白いですね。
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