「ワット・アルン」は、王宮のある「ワット・プラケオ」と涅槃仏(ねはんぶつ)(寝釈迦仏)が有名な「ワット・ポー」と合わせてバンコクの三大寺院に数えられています。
タイに訪れた際には外せない観光スポットのひとつではないでしょうか。タイの10バーツ硬貨にも描かれているほど国内でも大切にされている寺院です。
ワット・アルンの場所
ワット・アルンはチャオプラヤー川のすぐそば、ワット・ポーの対岸にあります。
ワット・アルンへの行き方
ワット・アルンへ行く方法は以下の3通りです。
・渡し船
・水上ボート
・駅から歩く
「ワット・アルンへの行き方」は以下の記事に詳しくまとめています↓
ワット・アルンの拝観料
ワット・アルンの拝観料は100THBです。
渡し船がついたすぐ近くにチケット売り場があり、お水付きでした。
日によっては無料で入れる日もあるようです。
ワット・アルンのガイドや ツアーなどはGetYourGuideから申し込むこともできます。
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ワット・アルンの魅力
ワット・アルンには数え切れないほどの魅力がありますが、観光スポットとしての大きな魅力はメインの大仏塔が「さまざまな角度から楽しめる」ことと「楽しめる時間が長い」ところだと私は思っています。
さまざまな角度から楽しめる
・川沿いに建っているので対岸から全体がよく見渡せる
・川×寺院、船×寺院の景色が見れる
・裏門側からは街×寺院の景色が見れる
・遠くから見ると白っぽく、近くで見るとカラフル
バンコクには数多くの寺院がありますが、ワット・アルンのように川沿いに建っている寺院は少ないです。
川側には高い塀などがないので、寺院全体を見渡せるのが魅力のひとつですね。
川×寺院、船×寺院の景色が見られるのもワット・アルンならでは。実際に自分が船に乗って見る景色もすてきです。
さらに、「ワット・アルンへの行き方」で紹介したMRTイサラハップ駅から徒歩で行く方法だと、街×寺院の裏側のまた違った景色を楽しむことができます。
行きと帰りで違うルートを選んでみても面白いかもしれませんね。
そしていざ中に入って近くで見るとまた違った印象。
遠くから見ていると白っぽく見えていた建物も、近づいてみるとこんなにカラフル!装飾がひとつひとつ細かくて思わず見つめてしまいます。
実際に階段を登って装飾を間近で見ることもできるので、ぜひゆっくりと楽しんでください。
青空の下で見るのと、夕日に染まった塔を見るのではまた全然違った雰囲気です。
敷地内には緑も多く、木陰からちらりと見えるワット・アルンもいいですね。
楽しめる時間が長い
次に「楽しめる時間が長い」という点ですが、ワット・アルンは別名「暁の寺」と呼ばれ、朝焼けに染まる姿が美しい寺院です。三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台にもなっています。
そして夜はだいたい19時〜21時の間ライトアップされているので、朝から夜まで長い時間楽しむことが可能です。
【早朝】
【日中】
【夕暮れ時】
【夜】(ライトアップはだいたい19時〜21時ごろまで)
朝日に染まる姿はレンガのような色に見え、日中は白く、夜になってライトアップされると黄金のように見えます。
このように、時間ごとに表情が変わっていくのもワット・アルンの大きな魅力のひとつだと思っています。
この辺りの写真は対岸にある「アルンリバーサイドホテル」の客室から撮ったものです。
ワット・ポー付近の川沿いには、いくつかワット・アルンが見えるホテルやレストランがあります。
宿泊や食事をしながらゆっくりとワット・アルンを外から見るのもおすすめですよ!
本堂
もちろん本堂もワット・アルンの大きな魅力です。
本堂は大きな2体のヤック(鬼神)の門を抜けた先にあります。
(本堂)
本堂をぐるりと囲むように石像が並べられており、趣のある雰囲気です。
ワット・アルンの詳細
住所 | 158 Thanon Wang Doem, Wat Arun, Bangkok Yai, Bangkok 10600(地図) |
電話 | +6628912185 |
開館時間 | 8:00-18:00 |
拝観料 | 100THB |
公式サイト | HP |
ワット・アルンのまとめ
ワット・アルンの中へ入れるのは8:00-18:00の間ですが、早朝や夜の時間も外から見て楽しめます。
「いつ」「どこ」から見ても美しいので、気軽に行きやすいのではないでしょうか。
「大仏塔」だけではなく、ぜひ本堂も合わせて訪れてみてください!
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