ワット・ベンチャマボピット(Wat Benchamabophit)は、タイの中でもちょっと変わったヨーロッパの影響を受けた寺院です。
「大理石寺院」とも呼ばれ、その美しさは他の寺院とはまた違った雰囲気があります。
ワット・ベンチャマボピット(大理石寺院)の場所
ワット・ベンチャマボピットはラマ5世通りの交差点近く、シー・アユタヤ通りにあります。
行き方
最寄り駅はBTSパヤタイ駅(Phaya Thai)
そこからタクシーまたはバスで行く方法になります。
バスの場合、ワット・ベンチャマボピットのすぐ前のバス停で降りることが可能。
以下のサイトからワット・ベンチャマボピットを含むツアープランが出ているので、ツアーに参加するのもおすすめです。
(ワット・ポー、ワット・パクナム、ワット・サマーン・ラッタナーラーム(ピンクガネーシャ)などを訪れることができます)
以下の記事でそれぞれの寺院をまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
・バンコクの三大寺院「ワット・ポー(涅槃仏寺)」で煩悩を払おう!
・「緑ガラス仏塔」だけじゃない!バンコクの寺院ワットパクナムの魅力
・【ピンクガネーシャ】3倍速で願いが叶う?ワット・サマーン・ラッターナーラーム
ワット・ベンチャマボピット(大理石寺院)の様子
ワット・ベンチャマボピットの中の様子をご紹介します。
入り口・チケット売り場
入り口からはすでにきれいな庭と本堂が見えます。
チケット売り場があるのはこの入り口から入り、数メートル進んだ右側です。(チケット:50バーツ/1人)
【本堂】美しいステンドグラスは必見!
チケットを購入してすぐ、目の前の本堂へ行ってみました。
ワット・ベンチャマボピットの本堂はタイの5バーツ硬貨にも描かれており、左右対称の美しい作りが特徴です。
本堂に入る前には靴を脱ぎ、露出の多い服も避けるようにしましょう。
本堂内部は、床、天井、壁全てが美しく見応えがあります。本尊の後ろ側は青い壁になっており、幻想的な雰囲気。
本尊の下の台座には、建立者でもあるラーマ5世の遺骨が納められているようです。
本堂の窓にはステンドグラスが使用されており、光が当たると美しい画がはっきりと見えます。
タイとヨーロッパの形式が絶妙に融合した美しい空間です。
【回廊】ジャパニーズスタイルの仏像がある?
本堂を出ると回廊があります。
回廊の内部にはずらりと仏像が並び、凛とした空気が漂います。
これらの仏像はタイ以外のさまざまな国のものもあり「FROM JAPAN」と書かれたものもいくつかありました。
仏像に詳しくなくても「あ、これは日本の仏像かも」と探すのは楽しかったので、ぜひチェックしてみてください。
この回廊の見所は仏像だけではなく、天井や屋根も美しい作りになっています。
ひとつひとつの装飾が繊細で美しく、思わずうっとり。
【本堂周辺】美しい庭も要チェック!
ワット・ベンチャマボピットは、本堂だけではなく敷地内の全てがお手入れが行き届いている感じがしました。
敷地内には川があり、そこに架かる真っ赤な橋にも美しい装飾が施されています。
橋を渡った先にもタイとヨーロッパのが融合した美しい建物が並びます。
さらに奥には、僧侶さん達の部屋や学校がありました。
全体はそれほど広くはないので、時間のある方はぜひぐるっと周ってみてください。
SNSでよく見る写真スポットはどこ?
「ワット・ベンチャマボピット」「大理石寺院」と調べると必ずと行っていいほど出てくる写真スポットがあります。
ひとつめは、最初にもご紹介した本堂です。
こちらは入り口入ってすぐ撮影できるので、ワット・ベンチャマボピットに訪れた際は写真を撮ってみてください。
2つめは、本堂の後ろ側。回廊のちょうど真ん中から撮った写真で、回廊の美しい装飾と本堂を同時に撮影することができます。
バッチリと晴れていると、ブルーとオレンジのコントラストがなんとも美しい景色です。
ワット・ベンチャマボピット(Wat Benchamabophit)の詳細
住所 | 69 Rama V Rd, Dusit, Dusit District, Bangkok 10300(地図) |
電話 | 098 395 4289 |
営業時間 | 8:30-17-30 |
拝観料 | 50バーツ(外国人料金) |
公式サイト |
ワット・ベンチャマボピット(Wat Benchamabophit)のまとめ
タイには数多くの寺院がありますが、ここ「ワット・ベンチャマボピット」は一味違ったヨーロッパ風の空間を楽しめます。
美しい大理石やステンドグラスを見に、ぜひ訪れてみてください。
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