アユタヤには数多くの遺跡が存在し、世界遺産にも登録されています。
全て訪れようと思うとかなり時間がかかってしまうので、1日でも回れるおすすめコースをご紹介します。
アユタヤのおすすめ観光スポット
さっそく遺跡をメインに、実際に訪れた順に1~8までのアユタヤの観光スポットを紹介します。
アユタヤへの行き方や、アユタヤに着いてからの移動方法などは「アユタヤへの行き方」の記事にまとめていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
1.ワット・ヤイチャイモンコン(Wat Yai Chai Mongkon)
ワット・ヤイチャイモンコンの大仏塔は高さ72mもあり、離れた場所からでもその姿を確認できます。
大仏塔には中央の階段から登ることもでき、敷地内を見渡すことも可能です。
他の遺跡とは少し離れた場所にあるためか、ほとんどの仏像や仏塔はかなりきれいな状態で残っていました。
本堂もあるので、多くの方が参拝に訪れている場所でもあります。
2.ワット・プラ・マハータート(Wat Mahathat)
「ワット・プラ・マハタート」は根元に仏頭が埋め込まれたこちらの大きな木が有名で、多くの観光本にも掲載されています。
この辺りの遺跡の仏像は、かつてビルマ軍に攻撃された際に仏頭を切り取られてしまい、残っているものはほとんどありません。
その中でもこの仏頭が残っているのは貴重とも言え、仏頭を守った木として地元の方から大切にされています。
そのため、この仏頭の写真を撮る際にはマナーも大切にしなければなりません。
仏頭と一緒に写真を撮る際は必ず、自分の顔が仏頭をより下の位置になるようにして撮影するということになっています。
悲しい歴史もありますが、今は穏やかな時が流れる遺跡のひとつです。
3.ワット・ラーチャブラナ(Wat Rajaburana)
「ワット・ラーチャブラナ」は1.ワット・プラ・マハータートのすぐ隣にある遺跡です。
2つの遺跡の間は歩道も整備されているので、歩いて移動することも可能。ぜひあわせて訪れてみてください。
こちらはタイの若い女性の間でインスタ映えスポットとしても有名なようで、入り口を入ってすぐの扉跡で写真を撮っている方が多かったです。
「ワット・ラーチャブラナ」の周辺には、遺跡が見えるおしゃれなカフェやレストランがいくつかあるのでこのあたりで休憩を挟むのもおすすめです。
4.ワット・プラ・シーサンペット(Wat Pra Srisanpet)
「ワット・プラ・シーサンペット」はかつて、高さ約16mもの純金で覆われた立仏像があったようですが、現在はその姿は残ってはいません。
しかし、今もなお残る3人の王の遺骨を納めたと言われる3つの塔が並ぶ姿は圧巻です。
塔以外の場所は柱だけが残る部分も多く、当時のままの姿で残されています。
5.ウィハーン・プラ・モンコンボピット(Viharn Phra Mongkol Bopit)
「ウィハーン・プラ・モンコンボピット」は、タイ最大の17mのブロンズ製の仏像を安置している塔堂です。
3.ワット・プラ・シーサンペットのすぐ隣にあるので、あわせて訪れることができます。
6.ワット・ロカヤスターラーム(Wat Lokaya Sutharam)
「ワット・ロカヤスターラーム」は全長28mもの巨大寝釈迦仏が残る遺跡です。
この寝釈迦仏以外にはほとんど何も残っておらず、裏には開けた静かな空間が広がっています。
7.ワット・チャイワッタナーラーム(Wat Chai Wattanaram)
「ワット・チャイワッタナーラーム」は「アユタヤで最も美しい遺跡」と例える人もいて、カンボジアのアンコール・ワットに似た建築様式が特徴。
タイのテレビドラマのロケ地になったことで、若い女性たちの間で恋愛のパワースポットとしても親しまれているようです。
夕焼けで赤く染まる姿はさらに美しく、トゥクトゥクの運転手さんも「ここへ行くなら夕方になってからの方がいいよ」とアドバイスをくれました。
ワット・チャイワッタナーラームの前には、200バーツ〜300バーツほどでタイ衣装を借りられるお店が多く並んでいるので、記念撮影をするのもおすすめです。
8.ワット・プーカオトーン(Wat Phu Khao Thong)
「ワット・プーカオトーン」はこれまでの遺跡とは異なり、真っ白な美しい外見が特徴。
別名「黄金の仏塔寺院」と呼ばれ、バンコクにある「ワット・サケット」のモデルになったとも言われているようです。
仏塔は階段で上に登ることができ、天気が良ければ夕日とアユタヤの町を眺めることができます。
アユタヤのおすすめ観光まとめ
紹介したアユタヤの観光スポットは、実際に私たちがトゥクトゥクを1日(8時間)チャーターして訪れることができた場所です。
ランチ休憩とカフェ休憩を入れても余裕があったので、この数ならゆっくりと見て回れると思います。
朝アユタヤに着けば、バンコクから日帰りで訪れることも可能です!
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