シミラン諸島は「タイで最も美しいビーチ」とも言われており、11月~5月の乾季のみしか訪れることができません。
水の透明度は他のビーチとも桁違いで、世界中のダイバーたちが訪れる憧れの場所でもあります。
プーケットやカオラックに旅行に行かれる予定の方は、日帰りで訪れることもできるのでぜひチェックしてみてください。
シミラン諸島の場所
シミラン諸島があるのはタイのパンガー県にあるタップラム港から、スピードボートで約1時間半の場所。
島に訪れるためには、ツアーに参加するのが一般的です。
「シミラン」とはマレー語で「9つ」という意味があり、その名の通り9つの島が存在します。
それぞれに名前がついていて番号が振り分けられており、ツアー中は番号で呼ばれることも多いです。
1~3の島は自然保護のため立ち入ることができず、その他の島をツアーで巡ります。
シミラン諸島のツアー
シミラン諸島のツアーはプーケットやカオラックから日帰りで通常価格大人1人3,000バーツくらいです。どのサイトも大きな差はありませんでした。
以下の予約サイトから予約ができ、 タイミングによってはお得な割引も出ていることがあります。
私が見たときは最大50%offのキャンペーンを行なっているサイトもあったので、ぜひチェックしてみてください。
シミラン諸島のツアーの予約ができるサイト
VELTRA(日本語ガイドあり) ・楽天トラベル観光体験(日本語ガイドあり) ・ GETYOURGUIDE ・ KLOOK ・ プーケット旅行センター・sea star
VELTRAと楽天トラベル観光体験は日本語ガイド付きプランもあるので、初めてプーケットに行く方や英語が苦手な方でも気軽に楽しめます!
私たちが参加したのは、船で宿泊できる1泊2日のツアーです。
このプランは今シーズン(2021年10月〜)始まったプランだとガイドさんが教えてくれました。
ツアーのスケジュール
ツアーの簡単なスケジュールはこちらです。
- 6:30ホテルにお迎え
- 8:00タプラム港へ到着・軽食
- 9:00タプラム港からスピードボートで出発
- 10:30No.4の島でシュノーケリング
- 12:00島で昼食
- ここから日帰りツアーと別行動
- 14:00チェックイン
- 16:00シュノーケリング
- 18:00船内で夕食
- 8:00朝食
- 9:00シュノーケリング2回
- 12:00船内で昼食
- 昼食後日帰りツアーに合流
- 13:00No.8の島でシュノーケリング
- 14:00No.8の島で自由時間
- 15:30タプラム港に向けて出発
- 17:00タプラム港に到着・軽食
- 18:00ホテルに向けてお見送り出発
- 19:30ホテルに到着
1泊ツアーのスケジュールなので、日帰りツアーの場合は1日目の「ここから日帰りツアーと別行動」の前と2日目の「昼食後日帰りツアーに合流」より後ろのスケジュールを1日で行う感じです。
ツアーの様子【1日目】
初日はホテルまで車が迎えに来てくれて、タプラム港にあるツアーの受付まで連れて行ってくれます。
プーケット空港付近のホテルから、私たちのあとに2組ピックアップして約1時間半ほどでした。
受付に着いたら予約名を伝えてリストバンドとタオル、シュノーケルを受け取ります。
リストバンドの色で乗る船が分けられていて、ツアー中はこのリストバンドの色で呼ばれます。
建物内にはトイレやシャワールームもついているので、出発までにここで着替え等を済ませることも可能です。
軽食やドリンクもあり、他の船が出発する時間までここで過ごします。
酔い止めも一緒に置いてあるので、心配な方はここで酔い止めをもらうこともできます。
出発時間が来ると、リストバンドのカラーで集合がかけられてツアーの説明があります。外国の方は別で集められ、英語での説明も行ってくれました。
ボートへは靴は持ち込みが禁止なので、港にある靴入れに入れて置いていく形になります。(マリンシューズは着用OK)
宿泊組のみカバンに入れて靴を持ち運ぶことが可能です。
靴を脱いだらいざ出発!
行きはかなりどんよりとした天気で、風も強かったです。ガイドさんが「ダンシングボート」と表現したように、船は踊り狂っていました。
船内ではガイドさんが袋やティッシュを用意してくれているので、気分が悪くなったら助けを求めてください。
私たちは無事酔うことなくNo4の島に到着!どんより天気だけど思ったより海が青く見えることに感動!
2日目は晴天だったので、晴天の時の写真も後で見てみてください。
風の影響で波が高かったので、シュノーケリングをするかしないかもガイドさんが確認してくれました。
天気はあまり良くないですが、せっかく来たのでシュノーケリングに参加することに。参加しない方はNo.4の島でのんびりと過ごすことができます。
こんなどんより天気でも、水の透明度が高いので海の底までばっちり見えました!
波が高くて心配な方は、ガイドさんが浮き輪を持って一緒に海に入ってくれることもあります◎
コンディションが悪い中でもお魚にもたくさん会えたので、天気が悪いからといってがっかりしないでください。
昼食はNo.4の島で食べました。無人島だから食べられるものは限られていると思っていたのですが、思っていたより豪華!
日帰りツアーの方達とはここでお別れです。みんなが島を出発した後も宿泊組だけ島に残り、自由時間がありました。
この日宿泊ツアーに参加したのは私たちだけだったので、人っ子一人いないビーチを満喫。(スタッフの方は数人います)
No.4の島にはもう一箇所ビーチがあり、歩いて行けるからぜひ行ってみてとガイドさんにすすめられお散歩。
5分程度で着きますが、蚊が多い!そしてこの道はマリンシューズ必須です。
島にいる珍しい鳥も見られるので、時間があればちょっと散策するのもおすすめです。
14時頃にお迎えが来て、船にチェックイン。
船には担当のガイドさん「ワンさん」と、操縦士、料理人、食事を運んでくれる方など6名ほどのスタッフの方が乗っていました。
みなさんめちゃくちゃいい人です!
船は3階建で、1階は部屋とシャワー、トイレがあります。シャワーとトイレは共用で全部で5箇所ほどあります。
部屋の中は二段ベットのような感じになっていて、鏡やドライヤーなども付いていました。
船にはMAX20人宿泊できるそうです。
2階にはテーブルがあり、ここで食事をします。
3階はリラックススペースになっていて、食後や自由時間はほとんどここで過ごしていました。
15時くらいまでは他のツアーの船がひっきりなしに来ていたのですが、16時以降になるとかなり減りました。
その時間帯からもう一度シュノーケリング。
大きな船ではビーチの近くまで行けないので、基本的にはこのミニボートでスポットまで移動します。
スポットに着いたらワンさんが浮き輪でひっぱってくれて、シュノーケリング。
たまたま今回の参加が私たちだけだったからだと思いますが、こんなに楽なシュノーケリングは初めてです。笑
翌日は平日ですが13名ほど予約があると言っていたのでラッキーでした◎
珍しい魚がいるたびに指差しで教えてくれて、満面の笑み。ワンさんのおかげでめちゃくちゃ楽しかったです。
シュノーケリングの後は夕日を楽しみながら夕食。
タイスタイルの焼肉「ムーガタ」でした。
プレートの中央にはお鍋も付いていて、焼肉もお鍋も楽しめる贅沢スタイルです。
食後は3階でのんびりして、その後はワンさんとおしゃべりタイム。笑
ワンさんは50代に見えないほどムキムキの優しいおじさまです。これまでのダイビングの写真を見せてくれたり、シミランについていろいろと教えてくれました。
ツアーの様子【2日目】
2日目はワンさんの「マイフレーーンズ!カモーーン!!!」という掛け声からスタート。笑
朝日もまだ登り始めたばかりの時間です。(海の上から見る朝焼けは最高でした。)
なんと、カメが遊びに来てくれました!
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動画では伝わらないかもしれませんが、めちゃくちゃでかい!かわいすぎて朝から大興奮です。
そんなこんなしているうちに朝ごはんも完成して朝食タイム。アメリカンモーニングです。
朝食後はシュノーケリングを2回。
2日目は晴天だったので、前日より透明度がさらにアップしてます!
カメ、ニモ、サメ、タコなど本当にたくさんの魚たちに出会えました。
この日はワンさんが前日とはまた違うスポットに連れて行ってくれて、今までに見たことのない量のサンゴが見れました。
海の中が森みたいになっていて、魚もたくさんいて本当に幻想的です。
シュノーケリング後は船の上で昼食。シーフードが好きと伝えていたら、シーフード三昧。
朝日が昇る前にはすでに厨房にいて準備してくれていて、本当にどれもおいしかったです。
食後は1日目に日帰りツアーとお別れしたNo.4の島へ。
1日目のどんより天気のときとは比べものにならないくらい海が青い!
透明すぎてボートも浮いているように見えます。
ここで日帰りツアーの方達が来るのを待って合流し、No.8の島へ。
No.8の島にはシミラン諸島の写真でよく見る、シンボルの岩があります。
まずこの岩の裏側でシュノーケリングを楽しんで、後は島内で自由時間。
岩の上まで登ることができるのですが、そこからの眺めが絶景です!(上まで登るにはマリンシューズ必須です。)
スタッフの方も一緒に上まで登ってくれて、お願いすれば写真も撮ってくれます。
しばらくNo.8の島を楽しんだら、タプラム港へ戻ります。帰りは波も穏やかであっという間に着きました。
行きと同じく軽食が用意されていて、お見送りの車が出発する時間までここで待ちます。
シャワーもあるので着替えて帰ることもでき、とっても快適なツアーでした◎
シミラン諸島のツアーまとめ
シミランの海の美しさはもちろんですが、スタッフの方達が冗談交じりでツアー説明をしてくれるのも面白かったです。
今回私たちが参加したツアー以外にもたくさんのツアーがあるので、旅行プランに合わせてチェックしてみてください。
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